PHPとはPHPの概要まず、PHPとは「PHP:Hypertext Preprocessor」の略語で直訳すると「ハイパーテキストを前処理する装置(装置と言っても、物理的なものではなく、サーバーにインストールされた一プログラム)」。ハイパーテキストっていうのはHTML文書の事なので、「PHPはHTMLを生成するもの」と解釈してよいでしょう。 PHPとは今言った「サーバーに付加された一機能」であり、これに対して何かしらの処理をさせるのがPHPスクリプトです。PHPスクリプトを記述したファイルをサーバに転送し、ブラウザでそのファイルへのURLを指定(要求)すると、サーバはPHPに、記述されたPHPスクリプトを解釈してHTMLを生成させ、生成されたHTMLを要求してきたブラウザに送信します。これにより、観覧者は出来合いのHTMLと同様にそれを観覧するという寸法です。 PHPは日々バージョンアップされており、現在、PHP4が主流となっています。当サイトが稼動しているサーバにインストールされているPHPのバージョンが現時点で「PHP4.3.4」なので、当サイトではPHP4(「PHP4.3.0」以降)について記述しています。それ以前のバージョン(PHP3等)は基本的に未対応です。ちなみに、PHP5の開発も進められており、今後こちらのバージョンが主流になるものと思われます。 PHPスクリプトってどう書くの?こう書くのまず、「hode.php」という名前のファイルを作成し、下記のように記述して下さい。
そして、このファイルをサーバーに転送。いざ、ブラウザでこのファイルへレッツアクセス! hello,HODENASU!! で、これのソースを拝見すると、以下のようにHTMLが表示され、PHPスクリプトでHTMLが生成された事が理解できます。 <html> <body> <em>hello,HODENASU!!</em> </body> </html>
「・・・。オイ!コノ野郎!なんか表示されるどころか「ダウンロードしますか?」なんつーダイアログ出てきたでねーが!」 PHPを利用するにはまず、ご契約中のサーバにPHPが導入されていて利用可能である必要があります。そうでない場合はPHPを利用できるレンタルサーバ業者を探す所から始めなくてはなりません。Google等で検索してみると良いでしょう。無料の所もあります。出来ればMySQL等のデータベースも合せて利用可な所を探す事をお勧めします。あとついでですが、下手に無料の所を探すよりも、格安な有料サーバを見つけた方がサービスもちゃんとしてて安心です。と言うより手っ取り早いです。 PHPはJavaScriptのように記述するのですまず、先ほど書いたPHPスクリプトを見ると、通常のHTMLの中に何か変なのが書かれている格好ですね。PHPスクリプトは、このようにJavaScriptを記述するように書けば良いわけです。で、JavaScriptとPHPは、JavaScriptがブラウザ内で処理(クライアントサイドスクリプト)されるのに対して、PHPがサーバ内で処理(サーバサイドスクリプト)されるという点で異なります。これにより、PHPではユーザの観覧環境(ブラウザの種類等)に依存することなく処理させる事が出来ます。 PHPの記法の基本
PHPはJavaScriptのように記述するわけですが、PHPでは上述のサンプルのようにスクリプトは「 PHPスクリプトは、この他にも色々用意されている命令と、一連の処理を予め定義され呼び出すだけでその処理をしてくれる多くの(1000以上の)関数とを組み合わせていく事で動的(アクセスされた時点で生成する)にHTMLを生成させる事が出来、頑張れば掲示板みたいなものも作る事が出来ます。 おさらいと予告ここまでで、PHPの概要と、基本的な使用方法を理解できたと思います。次に進む前に、このページでの事柄の簡単なおさらいと予習をしましょう。 PHPはこう使う
PHPを理解する上で必要となるキーワードPHPスクリプトを理解するのに最低限必要なキーワードは「変数」、「制御構造」、「関数」の3つです。これらはPHP以外のその他のプログラミング言語にも共通する重要なキーワードです。・・・ってJavaScriptとPHPしか知りませんが・・・。 作成日:2004年03月10日 最終更新日:2004年05月13日
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